じぶんで決める力

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正月も過ぎ、そろそろ怠け心などが出てくるとき…今年最初の読書は、ふと読み返したくなったこの1冊。

梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」です。

主人公まいのおばあちゃん、西の魔女は、私にとってもあこがれの魔女、です。

西の魔女といっても、イギリス人だけど、一見ふつうに山に暮らしていて、草花の知識はもちろんのこと、叔母から魔女の修業を受けたそう。見たいと思ったもの、聴きたいと思ったものを聴く力はあるけれど、あえて使わない。「変化を前もって知ることは、私からsurprizeの楽しみを奪います。だから必要ないのです」

学校に行けなくなったまいは、おばあちゃんとしばらく暮らすことになるのですが、まいもそんな能力を持つにはどうしたらいいかと聞くと「魔女になるためにも、一番大切なのは、意志の力。自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力です。その力が強くなれば、悪魔もそう簡単にはとりつきませんよ」精神をきたえるには、「まず早寝早起き、食事をしっかりとり、よく運動し、規則正しい生活をする」魔女修行の基本、意外とあたりまえのことですね。

「ありがたいことに、生まれつき意志の力が弱くても、少しずつ強くなれますよ。少しずつ、長い時間をかけて、だんだんに強くしていければね。」「最初は何にも変わらないように思います。そしてだんだんに疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちが出てきます。それに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。そしてまた、地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、また、ある日突然、今までの自分とさらに違う自分を見つけることになる、それの繰り返しです」

引用長くなりましたが、西の魔女のことばに、わたしはいつも、背筋をピンとさせされる心持ちになります。

ふと、大島弓子さんの漫画「毎日が夏休み」のくだりを思い出しました。

”考えてみればあの日私は
まぶしい永遠の夏休みを手に入れたのだと思う

計画する
実行する
失敗する
出会う
知る
発見する

冒険とスリル
自由とよろこび

まさに夏休みそのものだ”

毎日が夏休みの主人公は、学校に行けなくなって、お父さんと仕事をするという話。生きていて何が一番楽しいかというと、自分で決めたことをやれるということ、ではないかなと。

冬休みももう終わりましたが、どうぞ今年心に決めたことが、やりとげられますように!

 

 

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