消費するだけに消耗せず、作り出す暮らし
はじめまして。山奥に引越ししてはや8年超え。山奥にいると、当然お店は少なく、お金を使うところは少ないです。
ないものは、車で1時間ぐらいかけて買いに行くか、あるいはがまん、工夫する、作るか。
そんなことをやっているうちに、つくるたのしみにはまりました。
味噌、梅干し、甘酒、干し柿、お茶、お菓子、パン…etc まずはたべものから・・・
病院に行くにも、専門の病院はやっぱり車で1時間弱。
こうなると、病院行くの面倒なので、病院行かなくても、自然療法、薬草、ホメオパシー、昔の知恵、使えるものはなんでも使って、どうしてもだめなら病院というぐあいに。
おもちゃや公園も、あればいいけど、なければないなりに、子どもはなんでだって遊べる。
子育ても手作り&自然育児全開になっていき、自主保育、森のようちえんやフリースクールに興味を持つようになりました。子育ても、教育もてづくりできるかもしれない?!
もちろん一人や一家族ではだんだん手が足りなくなる。
そうなるとコミュニティを作りたい、村を作りたいなんて妄想はどこまでも果てしなく。
同じようにつくることにはまる仲間を探して、いろんな場所へ旅して、いろいろつながっていきました。
でもリアルにやっぱり近所に住みたい。古民家暮らし、自然暮らしをしたい、仲間と近くに住みたい、そう思いながらの仮住まい8年強。そろそろ固定した場所に移り住みたいと考えています。
さて、やっと本題です・・・
ねころび計画とは何か?
ごろごろゆったりねころんで過ごす計画、ではないです。
むしろ逆で、どっちかというといそいそ手間暇かけるもの。
ネコがひなたがあったかいとか、なでられてうれしいとかそんなささやかなヨロコビ
これを「ネコ的ヨロコビ=ねころび」とわたしは名付けました。
ささやかなヨロコビを、みつける、つくりだす、ふやす。
それがたくさんあつまれば、しあわせ。
そんなヨロコビを増やす計画が「ねころび計画」
消費生活の中でどっぷり暮らし、消費するためにお金をかせいでいるうちに、自分をどんどん消耗していく生活から、ひとつでも何かをつくりだせるようになれば・・・
それは「消費するだけ生活」からの自由に向けた、第一歩。
いえ、何も作らなくても、お金を出して何かをせずとも、いまここにすべてがそろっている、
その視点が見いだせたなら、「ねころび計画」は始まっています。